不妊治療の用語
DICTIONARY
ら行から始まる用語
- 卵管鏡下卵管形成術(FT)
- カテーテルを経腟的に子宮や卵管に挿入し、カテーテルの風船(バルーン)を膨らませて卵管内に通し、癒着を剥離して通過性を回復させる治療法。
- 卵子凍結
- 未成熟あるいは成熟した卵子を凍結保存すること。
- 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
- 排卵誘発剤によって起きる副作用。卵巣腫大、腹水、乏尿、血液濃縮、血栓など重症化すれば入院が必要。妊娠すると重症化しやすい。
- 卵胞期
- 卵巣の中にある卵胞が成長している時期のことを卵胞期と言います。この時期は女性ホルモンが分泌され、子宮内膜が厚くなって妊娠に備えます。卵胞期は月経周期の初めから約14日目までの期間です。
- リコンビナントFSH製剤
- 遺伝子組み換え(リコンビナント)技術を用いて製造されたヒトFSH製剤。尿を原料としていないので尿に含まれる不純物を含まず、卵胞刺激ホルモンの純度が高い。
- リコンビナントLH製剤
- 遺伝子組み換え(リコンビナント)技術を用いて製造されたヒトLH製剤。
- 流産
- 妊娠22週未満で、妊娠継続が帰結すること。
- レゼクト(TCR)
- 経頚管的子宮鏡下で内膜ポリープや粘膜下筋腫を 摘出、切除する方法。日帰りでも手術可。
- ロング法(Longプロトコール)
- 体外受精の排卵誘発のための卵巣刺激法。GnRHアナログ(スプレキュア・ナサニール・イトレリン)を前周期の月経高温中期より使用し、hMGを月経3日目ころから使用する誘発方法。確実に自分のホルモンを抑えながら,hMGを使うことにより、複数の均等な成熟卵胞をつくることを目的としている。
- LH-RH
- 間脳下垂体を刺激する放出因子。下垂体機能検査や排卵誘発剤として用いられる。
- LHカラー(尿中)
- 排卵時にLHホルモンが放出(LHサージ)されることから、尿テストで排卵日を推定できる。