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9 更年期障害の診断と治療

閉経前の5年間と閉経後の5年間とを合わせた10年間を「更年期」といいます。更年期には卵巣機能の低下により、倦怠感や肩こり、物忘れ、ホットフラッシュや発汗など多種多様な症状が現れます。更年期症状の中で日常生活に支障をきたす状態を更年期障害といいます。
加齢に伴う身体的変化、精神・心理的な要因、社会的な環境因子などがそれぞれに影響して症状が出現します。
女性ホルモンの低下は、生殖機能だけでなく、脂質代謝や、骨密度、血管や脳にも影響を与えます。閉経後は、高脂血症や骨粗鬆症、心筋梗塞などが増加することがわかっています。
更年期の時期を少しでも楽に乗り切れるように、そしてその後の生活をより豊かに健康寿命を少しでも長く保つために、これまで頑張って来られたご自身の体のメンテナンスとしても、少しでも、気になる症状があればいつでもご相談ください。