開院から1年間のデータになります。
現状では、35歳以上の患者様の妊娠率は上昇し、35歳以下での患者様の妊娠率は同水準を保っております。
妊娠率のデータは凍結融解胚移植を実施したときの結果となります。
凍結融解胚移植とは、採卵周期に得られた受精卵を一度凍結保存し、移植周期に融解した受精卵を移植する方法です。採卵周期に移植を行う新鮮胚移植よりも凍結融解胚盤胞移植の方が妊娠率が高いことが明らかになっており、当院では原則、凍結融解胚移植を行っております。
これまでの治療経過で胚盤胞を獲得できない方や、新鮮胚移植での妊娠歴のある方等、患者様の状態によっては新鮮胚移植を選択する場合もございます。
不妊治療コラム
COLUMN
不妊治療実績
治療周期と妊娠数(年代別)
治療周期 | 妊娠数 | 妊娠率(%) | |
---|---|---|---|
~29歳 | 8 | 7 | 87.5 |
30~34歳 | 26 | 14 | 53.8 |
35~39歳 | 22 | 11 | 50.0 |
40歳~ | 30 | 9 | 30.0 |
30代の方で約半年以内に2人に1人は妊娠している割合となっています。
※日本産科婦人科学会が出しているARTデータブックもぜひご参考にしてください。
https://www.jsog.or.jp/modules/committee/index.php?content_id=12
不妊治療が健康保険適用後の2022年4月〜2022年9月で集計した治療実績データになります。